私も子供のころは、
苦しむようないじめの経験はありませんが、
家庭内別居の状態が小学4年生から約16年ほど続いていました。
今現在は、実家を離れ一人暮らしの中たくさんの人に恵まれ、
仕事や趣味と楽しめる生活を送れていますが、
当時の10代の私はひとりっ子ということもあり、
本当の意味で自分の悩みを打ち明けれる環境はありませんでした。
その時の私にあったらまた違ったのかなと思うのが、
子供専用の相談窓口です。
現代の子供が抱えている悩みとは?

みなさんの悩みは様々あると思いますが、
私の当時の悩みと共感するところがあればと思い、
お話したいと思います。
私の場合は、
父親の浮気が原因で家庭内別居が始まり、
両親のケンカが増え、
自分の存在を否定して過ごす時間が多くなっていきました。
家庭内別居のさなか父親とは、
学費について片手で数えるくらいしか話しておらず、
会話という会話は一切ありませんでした。
そんな中私が小学6年の頃に母親から、
私が産まれたときに父親が言った一言が喜びではなく、
「なぁ〜んだ、出来ちゃったのか」
この一言だったことを伝えられました。
この言葉は今でも気にしていますが、
当時の私には重くのしかかりました。
自分が産まれてくることを、
1番最初に愛情を与えてくれる親からの一言がこれと知ると、
正直、なんとも言えない孤独感でした。
家族と一緒に同じ空間、同じ家に居るはずなのに、
両親のケンカが家に響き渡るたびに、
常に独りぼっちで居る気分でした。
小学校4年生で引越し、
引越した年から家庭内別居がはじまり、
その頃から家での自分の居場所がわからなくなっていました。
だからこそ、
学校では友達も新しい環境になり慣れることが大変でしたが、
今思えば必死で自分の居場所づくりをしていたと思います。
もともと絵を描くことが好きで一人遊びは得意な方なので、
みんなでワイワイする方ではありませんでした。
ですが仲のいい友達と数人で遊べるまでにはなりました。
ただ、文武両道と厳しかった母親の教えもあり、
習い事が多かった私は遊べる時間は少なかったです。
「どんな環境でも、アンタを大学にいれる!」
母親の強い意志はこの頃からさらに強くなり、
嬉しかった反面、学力テストで良い点を取っても、
「私の遺伝子が入ってるからね」と決まってこの一言。
私の実力ではなく、
母自身の力のおかげというような言葉ばかりで、
頑張ったことでさえ認めてもらえた気にならず、
『なんのために頑張っているのだろう』、
『なんのために自分は生きているんだろう』、
そんな思いが増えていく一方でした。
もちろん学校での悩みがなかったわけではありません。
友達との人間関係や嫌な思いをしたこと、
勉強に対してだったり、
学校に行くのも嫌に思ったこともありました。
ですが家に帰ってくれば、
母親からの父親のグチが増えるばかりで、
それを聞いてはいましたが、
それと同時に自分の悩みを親に話す事をやめていました。
『この人(母親)に話しても無駄だ』と、
自分の中でそんな一線が出来上がってしまっていました。
正直、とても悲しいし辛いことですよね。
自分を痛い思いをして産んでくれた人に、
自分に1番近い人たちに理解してもらえないことは…。
だからこそ、環境は違えど、
さまざまな事で悩んで苦しんでいるみなさんの気持ちは、
少なからず解るつもりです。
そしてこんな当時の私にも、
考え方を変えてくれた恩人がいます。
それは高校生に上がってすぐに通い始めた予備校の先生で、
そして私に親身になって色んな話を聴いてくれました。
私の頑張りをいつも応援してくれ、
もちろん大学に進学するためが1番でしたが、
先生は大学のその先にある人生まで応援すると言ってくれました。
この出会いにとても救われましたし、
先生が居たから今の私があるようにも思います。
私はこの出会いがあったから良かったと思いますが、
もしなかった時のことを思うと、
今の私はどうなっていたのだろうと少しゾッとします。
誰かに話すのはとても勇気がいります。
私も先生に相談したのは高校3年生になってからで、
出会ってから相談するまでとても時間がかかりました。
田舎に住んでいたので友達に相談すれば噂はすぐ広まるため、
今まで誰にも言ったことがなかったのですが、
先生に初めて相談したとき、
目の前が晴れるかのように楽になりました。
相談窓口はこちら!話して聞いてもらうことも解決のキッカケに

もう一度言いますが、
誰かに自分の悩みを打ち明けるのはとても勇気がいる事です。
ですが、世の中には必ずあなたを必要としている人は居ます。
そしてあなたを応援して支えてくれる人が必ず居ます。
ですから、
どうかひとりで抱えこまず少しでも悩みの解決になるように、
相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。
電話でもできますし、
直接話すのが苦手という子のために、
インターネット上でのやり取りも可能な窓口があります。
↓
文部科学省でも24時間体制で窓口を設置しています。
↓
http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
この相談窓口の電話には、通話料は一切かかりません。
全国からの相談がくるため、混み合うこともあるそうですが、
この電話に出てくれる大人は、
あなたのためになりたいと願ってくれている大人たちです。
きっと力になってくれるでしょう。
まとめ
誰でも悩みはあり、
いつの日も悩みは尽きないものです。
近年では自分で命を絶ってしまう事件も度々あり、
とても遺憾に思います。
悩んでいるときは尋常じゃないくらい辛いです。
ですがその辛さがあったから、
どんな小さな事でも幸せを感じれる瞬間が増えているのだと、
今の私は思えます。
他人の気持ちが解ることができない人もいますが、
辛い経験をした人ほど相手の気持ちが解る素晴らしい人になれると、
私はそう思い信じています。
ですから、
今目の前にある辛さと向き合うのはとても大変かと思いますが、
今の経験がきっとあなたのためになる事を信じています。