小児がんという言葉を聞くと、
子供がいるパパやママは自分の子供に置き換えて
心配になると思います。
小児がんの症状には個人差があるため、
明らかに子供の様子がおかしいと気づき
早期発見につながる場合もあれば、
やけに熱や口内炎が長引くけど
風邪かなぐらいに考えてしまい
発見が遅れる場合もあります。
早期発見と治療がお子さんの命を救います。
小児がんとはどんな病気で
どんな症状がどのくらい前から現れるのか
について解説します。
小児がんとはどんな病?大人と違うその特徴とは?

小児がんとは、子供がかかるがんの総称です。
同じがんと言っても
大人のがんとは区別して考えた方がよいと思います。
小児がんと大人のがんの違いについてまとめました。
①大人のがんは遺伝的要素と生活習慣が大きく影響し
小児がんは遺伝的要素が強い。
例えば大人が胃がんにかかる場合、遺伝的要素に加え、
長い間刺激物ばかりを好んで食べ続けたなど
生活習慣も大きな原因となります。
しかし小児がんの場合は激辛料理ばかり食べたから
という理由ではなく遺伝によって発症すると
今のところ考えられています。
がんは長く生きているほど
悪条件が重なり発症することが多いため
本質的には大人の病気と言えます。
小児がんが占める割合は全体の1%未満
にとどまっています。
②大人と子供とではかかるがんの種類が違う。
小児がんの特徴としては大人でも発症する
白血病やリンパ腫、脳腫瘍以外には
発症するのがごくまれながんが多いのが特徴です。
また大人に多い大腸がんや胃がん、肺がんに
子供がかかることはほとんどありません。
国立がん研究センター小児がん情報サービスが
提供しているデータをまとめましたのでご覧ください。
(小児がんの内訳)
・白血病 33%
・脳腫瘍 22%
・リンパ腫 9%
・神経芽腫 6.5%
・骨腫瘍 4.1%
・軟部腫瘍 4.1%
・網膜芽細胞腫 3.5% など
一方で成人の場合は男女ともに
胃がんと肺がん、大腸がんにかかる割合が高いです。
食生活をはじめとする生活習慣が大きく影響しています。
小児がんはどんな症状がどのくらい前からみられるの?

冒頭で少し触れましたが小児がんは個人差があるため
普通の風邪と見分けがつかないケースもあります。
発見が遅れればその分病気も進行します。
がんと診断された場合
一般的に2ヶ月くらい前から
何らかの症状が現れていることが多いです。
病気を見つけてあげられるのは、
いつも近くにいる親しかいません。
今から書くような症状が子供に見られないか
チェックして下さい。
・発熱
必ずしも高熱が出るとは限らないところが
発見を遅らせる原因となるのですが
2週間以上原因のはっきりと分からない
熱が続くようなら受診をおすすめします。
・嘔吐を伴う頭痛
小児がんの22%を占める脳腫瘍の初期症状の1つです。
その他の症状として視界がぼやけたり、
歩行がおぼつかないなど
運動機能の低下などが現れる場合があります。
・骨や関節の痛み
小児がんの初期症状の1つです。
成長痛やオスグッド病など
別の病気が潜んでいることもあるため、
子供が痛みを訴え続ける場合は受診をおすすめします。
・動悸や息切れ
白血病にかかった時の症状の1つです。
その他の症状には鼻血やアザ、咳などがあります。
・リンパの腫れ、しこりやこぶ
外から触って分かる症状もあります。
しこりやこぶは全身のどこにでも
できる可能性があります。
良性のこぶは動くけど悪性のこぶは動かない
という話を聞いたことがあるのですが
必ずしもそうではないとのことなので
素人判断は禁物です。
病院受診をおすすめします。
さいごに
いかがでしたか?
子供のがんに1番に気づくことができるのは親です。
子供に特有の病気はたくさんあるので
判断するのは難しいのですが
普段からよく子供を観察して
小さな変化にも気づけるようにしましょう。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。