ADHDのある子供の特性は障害とも個性ともとれるため
周りからは理解されにくい病気です。
例えば忘れ物が多かったり、時間を守れなかったり。
ADHDだと気づかずに私のしつけが悪いからと悩んでいる
ママさんも多いのではないかと思います。
じっとしていられずに動き回る子供を見てちゃんと育てなさいなんて
心ない言葉を投げつけられたり、名前こそ徐々に認知されてきましたが
まだ症状については理解が進んでいないように感じます。
ADHDの医学的な解明は進みADHDの症状の改善策は分かってきましたので
正しい理解と知識を身につけて子供さんのサポートを
しっかりと行っていきましょう。
ADHDとは?どんな特徴があるの?

ADHDとは注意欠陥・多動性障害です。
研究が進みADHDについて少しずつ分かってきたことがあります。
脳の前側にある前葉前野付近の働きに障害があるため
ADHDが起きるのではないかと現在考えられています。
子供の性格や親のしつけや育て方が悪かったから
ADHDの症状が起きるのではないということを
心にとめておいてくださいね。
専門医の治療や周りの人のサポートで症状を軽くすることができるそうです。
ADHDのある人(子供だけでなく大人も)によく見られる特徴をあげます。
(行動面)
・忘れ物が多い、忘れっぽい
・気が散りやすく集中力がない、じっとしていられない、落ち着きがない
何か新しい情報が入るとしなければならなかったことを
すっかり忘れてしまうことがあります。
例えば子供が調理実習で使う材料をランドセルとは別に
袋に入れて机の上に置いていたとします。
その時点では持っていくことを覚えているのですが、
そこで母親が早く学校に行きなさい!と怒ったりするとやるべきことが
頭からすっかり抜けて持ち物を忘れて学校に行ってしまいます。
とっさに起きたことに対応すると大切なことを忘れてしまいがちなので、
時間にはゆっくりと余裕を持つことが大切だと思います。
その他の行動の特徴としては落ち着きがないという言葉では
表現できないくらい動き回ったりします。
授業中に動き回る子供もいます。
あまりに落ち着きがない場合はADHDを疑いましょう。
(物の考え方)
・思いつきで考えずに行動してしまう
・優先順位を立てるのが苦手、どれから手をつけてよいかわからない
必要な情報と不要な情報に分けるのが苦手なため
優先順位を立てるのが苦手です。
あれもこれもしないといけないと感じパニック状態になることもあります。
また思いつきで行動してしまうことが多いため時には危険なこともしてしまい
見ているとヒヤッとすることが多いです。
親次第!集中力をつけるために「視角化」がポイント!その方法とは?

ADHDのある子供が集中力をつけるために親ができることをご紹介します。
①静かな整頓された環境作り
ADHDのある子供は不要な情報をシャットダウンするのが苦手なため
雑音があるとそれに気をとられて集中力がなくなってしまいます。
なるべく不要な情報を削ぎとった静かな整頓された環境で
勉強させるようにしましょう。
②やるべきことを紙に書いて視角化する。
ADHDのある子供は優先順位を立てるのが苦手なため
何かを始める時に何から手をつけてよいか分からなくなります。
そこで紙にやることを順序だてて書いてあげることで、
それを見ながら進めていくことができます。
またADHDのある子供は時間管理も苦手なため
親が10分でこれをする、15分であれをするといったように
区切りをつけてあげると良いと思います。
さいごに
いかがでしたか?
子供の頃にADHDと診断された人も、病院の先生や親のサポートのおかげで
自分のことを理解し苦手なことに対処する力を身につけると
症状が軽くなっていくそうです。
ADHDのある子供にとってできないことはできないので、
なんで皆はできるのにあんたはできないの!?と怒ることは
全く意味がないし、子供をすごく傷つけてしまうので
言わないようにしましょう。
子供のことをよく観察して苦手なことに少しでも取り組めるように
親がしっかりとサポートしていきましょう。
子供が頑張ってできたことや、興味のあることには
とことん知識を深めていくので
その部分を認めて誉めてあげることがとても大切だと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございました!