産まれたばかりの赤ちゃんは、
まだ体が出来上がっておらず、
消化機能も未熟です。
ですので、消化出来にくい栄養素は、
体が「異物」と勘違いしてしまい、
「アレルギー反応」が出てしまうのです。
アレルギー反応が起こりやすい栄養素は、
厚生労働省の「アレルギー一覧」に載っていますので、
目にしたことがある親御さんも多いかと思います。
アレルギー一覧に載っているものはすべて、
子どもに与える時に
気をつけなければいけないものですが、
その中でも特に注意が必要なものが
「ピーナッツ」などのナッツ類です。
ピーナッツは、大人にとっては良質なタンパク質や、
脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養満点な食物で、
特に、ピーナッツはビタミンEを多く含んでいますので、
血行促進などの効果もあります。
大人にとってはピーナッツは栄養満点なのですが、
消化機能が未熟な赤ちゃんの場合は、
ピーナッツは消化しづらく、
アレルギー反応を起こしやすいのです。
ナッツ類はピーナッツ以外にも、カシューナッツや、
くるみ、アーモンドなどたくさん種類がありますので、
どれがアレルギーの原因になるのか、
人によって違います。
または、複数のナッツにアレルギー反応を
起こす場合もありますので、
ナッツ類でアレルギーが出てしまった場合は、
どれが原因であるかを調べる必要があります。
ピーナッツの危険性について、
詳しくご紹介します。
一体なぜ?3歳までピーナッツを食べてはいけない理由とアレルギー性は?

まずは、アレルギーうんぬんの前に、
ナッツ類を赤ちゃんに与えてはいけない
もうひとつの理由からご紹介します。
それは、単純に「気管に詰まりやすい」
という理由です。
ピーナッツをそのままゴックンと飲み込んでしまうと、
赤ちゃんの小さくて狭い気管だと
詰まってしまう可能性が高いのです。
最悪の場合、手術しなければ
ならなくなることもあります。
ナッツ類だけではないですが、
赤ちゃんの誤飲には注意が必要です。
次に「ナッツアレルギー」に関してですが、
一度ナッツアレルギーになってしまうと、
生涯ナッツアレルギーと付き合って
いかなくてはならなくなる可能性が高いです。
つまり子供が成長して消化機能が完成したとしても、
ナッツアレルギーは良くならない場合が多いのです。
卵アレルギーなど、赤ちゃんの時に
アレルギー反応を起こしたものでも、
体が成長して消化機能が完成すれば改善されて
食べられるものがほとんどですが、
ナッツアレルギーに関しては、
改善されない場合がほとんどです。
ですので、ナッツ類は消化機能が未熟な
乳幼児には与えない方がよいでしょう。
アレルギーが出てしまった時はどう対処したらいいの?

アレルギー一覧に載っているものを
子どもに初めて食べさせる場合は、
かかりつけの病院がやっている平日の午前中に、
1日1さじだけ与えて様子を見ましょう。
また、初めて与えるものは
1日1種類だけに限定します。
一度に複数のものを与えてしまうと、
アレルギー反応が出てしまった時に、
どの食物に反応したのか
分からなくなってしまいます。
口に入れて10~20分ぐらい様子を見て、
アレルギー反応が出なければ問題ありません。
ですが、ナッツ類を食べて、
下記の反応が出てしまった場合は、
「ナッツアレルギー」である可能性が高いです。
・皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん
・目の充血、目のかゆみ
・腹痛や下痢
・吐き気や嘔吐
・咳やくしゃみ
・口や唇、のどのかゆみ
・呼吸困難やアナフィラキシーショック
中でも要注意な症状が「呼吸困難」と
「アナフィラキシーショック」です。
アナフィラキシーショックは、
生死に関わる危険性が高い反応で、
ナッツ類は少量摂取しただけでも
この反応が起きやすいのです。
上記のアレルギー反応が表れた場合は、
すぐにかかりつけの病院を受診しましょう。
「ナッツアレルギー」と診断されたら、
アレルギー反応が出てしまうのが
どの種類のナッツなのかを病院で調べてもらい、
該当のナッツを摂取しないように
しなければいけません。
ナッツ類は加工食品の原材料に
含まれている場合がありますので、
加工食品を購入する前に、
原材料を確認するように心がけましょう。
まとめ
一度「ナッツアレルギー」になってしまうと、
その子は生涯ナッツアレルギーと
付き合っていかなくてはいけなくなります。
お子様のためにも、ナッツ類は3歳以降に
与えるようにしてあげてください。
また、ナッツ類を与えて、
万が一アレルギー反応が出てしまった場合は、
すぐに病院を受診しましょう。