子供の頭部は大人と比べ軟らかいです。
また頭蓋骨と脳の隙間が大きいです。
この隙間は脳脊髄液という液体で
満たされています。
脳が液体に浮かんでいるため
頭を打ったり揺すぶられると
大人よりも損傷を受けやすいのです。
子供が頭を打ってたんこぶが出来ている場合は
注意が必要ですよ。
たんこぶの正体が内出血であるためです。
たんこぶ以外にも
脳が損傷を受けている可能性があります。
後頭部の脳の役割とたんこぶや
衝撃があった時に考えられる症状について
まとめました。
子供の頭部構造とは?転ばなくても衝撃を与えてしまう親の行為とは?

子供は大人と比べて頭部が大きく
バランスを崩し後ろに転倒しやすいです。
頭の中の構造も大人とは異なっています。
頭蓋骨と脳の隙間である空隙(くうげき)が
大人よりも大きいのです。
空隙は脳脊髄液で満たされています。
海に浮かぶ船を想像してみてくださいね。
船に対する海の割合が高いほど
衝撃や揺れを受けやすいと言えます。
子供が頭部を強く打った時に嘔吐するのは
脳が大きく揺れを感じたためです。
また頭蓋骨の構造も
大人と子供とでは違いがあります。
大人の頭蓋骨は20個以上の骨が組み合わさって
頑丈に作られています。
そのため頭に衝撃が加わっても
形が変わりにくいです。
一方子供は頭蓋骨が
大人のように頑丈に組み合わさっていません。
隙間があるのです。
そのため頭に衝撃が加わると
形が変わりやすいです。
軟らかいため陥没骨折などをしやすいです。
子供は大人よりも
脳が受ける衝撃が強いことを
頭に置いておきましょう。
転倒以外にも脳に衝撃が加わることがあります。
あなたからしたらこんなことで?
と感じるようなことが
子供に致命的なダメージを与えてしまうことがあります。
こんな行為はNGです。
・叱る時に頭を叩く。
・子供が言うことを聞かない時や悪い時に肩を揺すりながら問い詰める。
・子供の様子がおかしい時に強く揺さぶる。
後頭部の脳の役割とたんこぶや衝撃があった時考えられる症状とは?

子供はバランスを崩すと
後ろから転倒することが多いです。
これは頭が重いためです。
後頭部にあたる脳は後頭葉と呼ばれています。
目で見た情報は、目と脳をつなぐ神経を経て
後頭葉へと伝達されます。
そこで奥行きや形、動きなどが認識されます。
後頭部が損傷すると
次のような症状が起きることがあります。
・見慣れている人や物が認識できなくなる。
・目で見たものの奥行きや形、動きなどを正確に判断できなくなる。
これ以外にもたんこぶや衝撃が加わった時に
考えられる症状をまとめましたのでご覧ください。
・頭蓋内出血
たんこぶは頭蓋骨の外で起きる出血です。
たんこぶと異なり頭蓋骨内出血を起こしている場合
死亡したり重度の後遺症が残ることがあります。
・頭蓋骨骨折
頭を強くぶつけた時に陥没骨折をしやすいです。
頭蓋骨骨折をしている場合
頭蓋内出血していることがあり
大変危険な状態と言えます。
さいごに
いかがでしたか?
子供の頭部は大人と比べて未熟なため
傷つきやすいです。
たんこぶができれば大丈夫というのは
事実ではありません。
大したことがないように見えても
実は頭蓋内出血など深刻なケースが
隠れていることがあります。
頭を打って元気そうに見えても
1週間くらいは様子をみてあげてくださいね。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。