子供は赤い斑点の出る病気が多く、
見分けが難しいため誤った治療をしていると
なかなか症状が改善せず治療が長引いてしまいます。
アレルギー性紫斑(しはん)病という
病名を聞いたことはありますか?
アレルギー性紫斑病と一般的な赤い斑点が出る病気との違いや
自宅でできる対策や予防についてまとめました。
アレルギー性紫斑病と一般的な赤い斑点が出る病気との違いは?

一般的に子供の皮膚に赤い斑点が出た場合に考えられる
病気には次のようなものがあります。
【虫刺され/かぶれ】
虫刺されで赤い斑点が出る代表的な虫として
蚊・ノミ・ダニなどがあげられます。
いずれの場合も腫れやかゆみが伴い
ダニやノミに噛まれた時は病院で処方してもらった
塗り薬をつけ完治するまでに1週間はかかります。
かぶれは金属や植物、化粧品と衣服などが
肌に触れた場合に起きます。
病院で原因を特定してもらい
接触を避けることが予防につながります。
【蕁麻疹】
初めは蚊にさされたような赤い斑点がぽつぽつと現れ、
次第に全身に広がっていきます。
赤い斑点にはかゆみがあります。
アレルギー性と非アレルギー性に分類されますが
原因を見つけるのは困難なため
病院で様々な検査を受けることで原因を見つけ
蕁麻疹の種類に合った塗り薬を処方してもらいます。
【水疱瘡】
水疱瘡にかかると全身に赤い斑点が現れるだけでなく
その後かゆみのある水ぶくれの状態に変わります。
また37~38℃くらいの発熱も伴います。
発熱や赤い斑点が現れた場合は
すぐに病院を受診して適切な薬を処方してもらい
子供に飲ませてください。
【帯状疱疹】
ストレスや疲れ、加齢などが原因で
身体の免疫力が低下することで
体内にある帯状疱疹ウイルスが再活性化し
赤い斑点が現れます。
身体の左右どちらかにできることが多く、
斑点が現れる前にはチクチクとした痛みがあります。
発熱を伴う場合もあります。
水疱瘡にかかったことがなければ
帯状疱疹にはかかることはなく
子供が帯状疱疹にかかることは大人に比べて少ないです。
薬物療法や神経ブロック療法などが行われます。
代表的な子供に赤い斑点が現れた時の原因についてご紹介しました。
実はもう一つアレルギー性紫斑病の可能性があります。
聞きなれない病名ですが4~7歳くらいの子供に多く見られる
病気ですので注意が必要です。
毛細血管がアレルギー反応により炎症を起こし
血管がもろくなることで赤い斑点が身体に現れます。
身体をぶつけていないのにアザが多いのはなぜだろう?と
病院へ連れていったらアレルギー性紫斑病だった
と診断されるケースも多いそうです。
アレルギー性紫斑病の場合は特別な治療を受けなくても
安静にしておくと自然と治る点が他の病気と異なる点です。
しかし紫斑病には血管性紫斑病や血小板減少性紫斑病があり
これらの場合は入院を勧められたり薬が処方されます。
紫斑病の種類を見分けることは困難ですので
早めに病院を受診して診断を受けることが大切です。
家でできる対策や予防はあるの?

アレルギー性紫斑病の原因は解明されていませんが
現在のところウイルス感染と免疫物質を
原因と考える説が有力のようです。
なぜかというと患者さんの約半数が風邪を引いてから1~2週間で
アレルギー性紫斑病にかかっているからなんです。
約半数の患者さんですので高い確率です。
紫斑だけの症状ならば安静にして1ヶ月くらいで治りますが
強い腹痛や関節痛、血便が伴う場合は
入院を勧められる場合もあります。
家でできる予防や対策としては
普段から手洗いうがいをする習慣を身につけ、
風邪を引きにくくするために
食事に気をつけ体力作りを心がけましょう。
しかしウイルス以外に食べ物や薬、虫刺されで発症する
ケースもあるため予防や対策が取れないこともあります。
アレルギー性紫斑病かな?と疑った場合は
病院で原因を突き止めることが
今後の予防対策につながります。
さいごに
いかがでしたか?
赤い斑点は子供に多い症状で原因は様々で
思わぬ病気が潜んでいることもあります。
その他の症状も見逃さないようにして
早期発見・早期治療を心がけましょう。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。