皮膚の色素が部分的に抜けてしまい
白くなってしまう白斑(はくはん)。
白斑の治療では一般的に
どのようなことが行われるのでしょうか?
また白斑の治療を受けている時に赤ちゃんができた場合に
治療が胎児に与える影響はあるのでしょうか?
白斑が遺伝する確率がどれくらいあるのかについても解説します。
白斑の治療を開始する時の注意点についてもまとめました。
そもそも白斑とは?遺伝の確率はどのくらいあるの?

皮膚の色素が部分的に抜けて白くなってしまう症状を
白斑(はくはん)と呼んでいます。
原因究明が進んでいるものの特定には至っていません。
現在、原因ではないかと考えられているものはいくつかあります。
【自律神経の乱れ】
精神的なストレスが原因で自律神経のバランスが崩れ
白斑を発症するケースが報告されています。
【神経の異常】
皮膚の神経に沿って白斑ができるケースがあることが
あることから神経に異常が起きたり、
神経の機能が低下することで
白斑ができるのではないかと考えられています。
【自己免疫/色素細胞の自己破壊】
白斑になると甲状腺疾患などを合併することがあり、
また色素細胞を攻撃する抗体が高い割合で検出されているため
自己免疫と関係しているのではないかと考えられています。
【活性酸素】
皮膚の代謝が何らかの理由でうまく行われないと
活性酸素が増えるのですが、
それが色素細胞を傷つけて白斑が発症すると考えられています。
これら以外にも遺伝も原因の1つではないかと考えられています。
詳しく見ていきます。
現在日本で尋常性白斑を発症している人が120万~240万人います。
尋常性白斑を発症する人の割合は1~2%とも言われています。
ある研究により白斑を発症している人が
特殊な遺伝子を持っていることが多いことが判明しました。
親が白斑を発症した場合、20~30%くらいの割合で
子供が白斑を発症しやすい体質を受け継ぐそうです。
決して低い確率ではありませんので
主治医に相談してみるのをおすすめします。
妊婦は白斑の治療を受けるとどんな影響があるの?

妊婦さんは風邪薬などにも注意しなければならない
と言われていますが、妊婦さんが白斑の治療を受けると
何か胎児に影響があるのでしょうか?
白斑が起きている原因を突き止めるのは困難であることから
治療を受けても効果が出ずに皮膚移植を選択する患者さんもいますが
一般的には外用療法や光線療法が行われています。
外用療法では塗り薬を使います。
【白斑の外用療法】
ステロイド剤やビタミンなどを配合した塗り薬を用いた治療法です。
ステロイド剤は皮膚のかゆみや炎症を抑えるためにも使われますが
妊婦さんも使ってよいとされている塗り薬です。
ステロイドが皮膚から吸収されて
赤ちゃんまで到達する確率は限りなく0に近いそうです。
【白斑の光線療法】
白斑の治療としてPUVA療法やナローバンド療法が行われます。
ナローバンド療法は近年注目を集めている光線療法で
アトピー性皮膚炎の治療にも使われています。
10歳以上の子供や妊婦さんも使用可能とされています。
【治療を開始する前の注意点】
白斑の治療を開始するにあたり
妊婦さんにも問題ないと言われる治療が行われていますので
妊活中なら安心して治療に専念できると思います。
しかし白斑の治療を始める時には
医師に妊婦の予定があることを告げ
指示を受けながら治療を進めてくださいね。
さいごに
いかがでしたか?
妊活中だと何か病気にかかった時に
薬や治療法が気になりますよね。
白斑の治療として一般的に行われている塗り薬や
光線療法は妊婦さんも受けることができますが、
治療を開始する前に事情を説明してから始めると
安心して治療に専念できると思います。
赤ちゃんができた場合には赤ちゃんがいても飲める
痛み止の薬や便秘薬もあるので無理をせずにうまく付き合って
ストレスを溜めないことが大切だと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。