乳幼児や子供がコンコン、ケンケンなど乾いた咳をすることがあります。
普通の風邪かもしれないし病院に行かなくても良いかな?
それとも今すぐ連れていった方が良いかな?
子供を病院に連れていくか行かないかの判断に迷う時って多いですよね。
乾いた咳は空咳と呼ばれていて大人と子供とでは
考えられる原因に違いがあります。
子供は大人よりも気道が弱く炎症を起こしやすいため少しの刺激でも
咳が出やすいそうなんですがやはり子供が咳をすると心配ですよね。
気になる時は悪化する前に病院へ受診しましょう。
空咳(乾性咳嗽)の原因は?年齢により違いもある?

空咳の正式名称は乾性咳嗽(かんせいがいそう)です。
大人にも見られる症状です。
乾性以外に湿性咳嗽もあります。
湿性咳嗽は粘性が高く痰がからむ咳です。
ゲホゲホ、ゴホゴホのような音が出ます。
風邪を引いて鼻水が出る時などにする痰がからむ咳ですね。
空咳の時は痰は出ないか出たとしてもごく少量のため
コンコンと響くような乾いた音の咳が出るそうです。
空咳は年齢によって考えられる原因が違います。
大人と子供・乳幼児に分けて考えられる原因についてまとめました。
【年齢に関係なく考えられる原因】
・風邪の引き始め
風邪の引き始めは痰がからまずに乾いた咳が少し出ることがあります。
風邪の症状が進むにつれて痰がからむ咳や鼻水、発熱の症状などが現れます。
・アトピー性咳嗽
アトピーの素因(本人か血縁者がアトピー性の疾患を持っている)があり
乾いた咳が1ヶ月くらい続きます。
煙草の煙やエアコンの風、激しい運動やストレスなどが原因です。
・百日咳
1週間ほどの潜伏期間を経て始めは風邪の引き始めのような咳が出ます。
本格的に症状が始まると短い咳が連続して出るようになります。
2週間以上症状が出るそうです。
子供や乳幼児が百日咳にかかった方が症状は重くなります。
激しい咳が特徴で生後6ヶ月に満たない乳幼児が感染すると
死亡する危険があります。
1~2週間は潜伏期間で軽い風邪の症状ですが次第に顔が赤くなるまで
コンコンと咳をするようになります。
息を吸い込む時にヒューと音がします。
ここまで症状が進む前に病院へ受診してください。
・肺炎
2週間以上咳が止まらず高熱が出ている時は肺炎の可能性があります。
熱が下がって身体のだるさが取れても咳が止まらない症状が
見られるそうです。
肺炎はウィルス性・細菌性・病原微生物により起こります。
5~9歳くらいの子供がかかりやすい肺炎があるのですが、
それは病原微生物が引き起こすマイコプラズマ肺炎です。
2~3週間の潜伏期間を経て頭痛・発熱・全身疲労と倦怠感が現れ
その後咳が出始めます。
【大人の空咳で考えられる原因】
・肺がん
風邪を引いていないのに乾いた咳が3週間以上続きます。
次第に息切れや痰・血痰などの症状が出始めます。
【子供・乳幼児で考えられる原因】
・クループ症候群
生後6ヶ月~3歳くらいの子供がかかりやすい病気です。
ウィルスやアレルギーが原因となり炎症を起こします。
ケンケンと特徴のある咳が出ます。
発熱・声のかすれ・息を吸う時にヒーヒーと音がするなどの
症状がある場合はクループ症候群の可能性があります。
症状にあてはまる時は病院で直ちに診てもらいましょう。
子供の空咳が悪化する前にできる対処法はある?

空咳は様々な原因から起きていることが分かりました。
中には重症化すると命に関わる病気も含まれています。
悪化させないためには自己判断でなく病院で検査することが
1番適切な対処法となります。
例えば自分がアレルギー体質でエアコンに反応するから子供も
そうだろうと自己判断して病院へ連れていかなかった結果、
どんどん深刻になり病院へ連れて行った時に肺炎と診断され
そのまま入院になってしまったなんてことも十分に起こる可能性があります。
2週間以上空咳が止まらない時は『呼吸器内科』の受診がおすすめです。
評判の良い呼吸器内科を受診することで他の科では見落とされてしまう
病気も早期発見することができます。
さいごに
いかがでしたか?
2週間以上子供の空咳が続く場合は
迷わずに専門的な知識を持つ医師がいる病院で診てもらいましょう。
これくらいの症状で病院へ行ったら心配しすぎと思われないかな…
なんて心配することは何一つありません。
ママパパの早めの対応が子供の病気の早期発見につながります。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。